■火星の魅力をオールカラーで解説した入門書
100年前までは火星人の存在が語られてきた火星は、今や人類の移住地になろうとしている。
本書では、小さな望遠鏡で観察しスケッチしていた先人の観測から現在の知見までを200余の写真、図表を配置し、オールカラーでコンパクトに解説。火星の四季、砂嵐、地形、火星探査の歴史、生命の存在可能性など火星の魅力を紹介した火星入門書。
また、コラムでは「火星の呪い」、「火星からの隕石」など興味深い話を掲載。
著者は多くの天文分野の普及活動に携わってきた元日本プラネタリウム協議会理事長。
■商品情報
鳫 宏道 著
A5判/160ページ(オールカラー)
ISBN:978-4-7699-1619-2
恒星社厚生閣 刊
■目次
1章 火星の楽しみ方
(火星を見る良いタイミング・火星の模様は火星の自転とともに移り変わっていく・火星には地球に似た四季の変化がみられる・火星の主な模様と地形)
2章 望遠鏡での観測時代
(望遠鏡で見たもの・火星の地図作りの開始・運河論争ぼっ発)
3章 火星の地史
(火星の地質図・火星の誕生・火星の地史・火星の衛星)
4章 生命は? 積み重ねた探査成果
(火星探査で見えたもの・マリナーからバイキングへ・次世代の火星探査・生命の星の歴史と存在の確証)
5章 新しい火星像
(火星の地形の主な特徴・火星の内部構造・火星の地形の二分性・火星の大気と気候・北極冠、南極冠の消長など)
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